開催報告

2019/2/27開催 三鷹市立南浦小学校

昨年9月よりスタートした今年度のスケートアカデミーもいよいよ最後の学校訪問となりました。
最終回は2月27日(水)、過去2回にもご応募いただいていた、三鷹市立南浦小学校にて開催され、講師スケーターには11月に続き、今年度2回目の講師となります、元アイスダンス日本代表のキャシー・リードさんをお迎えいたしました。

この日は6年生110人が参加。多くの保護者の方々、近隣学校の先生、他学年の先生方に見守られての開催となりました。
朝、体育館に足を踏み入れた瞬間目に付く見慣れぬリンクに、早くもそわそわとした様子の子供たち。その表情から、どれだけこの日を楽しみにしてくれていたのかがよく分かります。

いよいよキャシーさんが体育館に登場し、ご自身のキャリアや経験についてお話を始めると一転、真剣な表情でお話を聞いていたのが印象的でした。

キャシーさんは、「心と身体、どちらも100%の状態にもっていければ、どんなこともできる」と、子供たちへ熱く訴え、アイスダンスの特徴でもある、パートナーがいるということを例に、「一人ではないから乗り越えられたことがたくさんありました」と、側で支えてくれる存在の大切さや、これからたくさんの選択肢がある子供たちへ向けて、「人生には思いがけないチャンスが来る。一つの決断が全く違った道に導いてくれることもあるから、そのチャンスをちゃんと掴んで進んで欲しい」と、笑顔で熱弁をふるわれました。

休み時間を挟んでからは、心待ちにしていたスケート体験がスタート。
初めは「怖いだろうから、フェンスに掴まって歩くように、できる人は長く滑ってみよう」というキャシーさんのアドバイスに、最初は恐る恐る、といった様子の子供たちも、すぐに本来の元気の良さを発揮し、のびのびと自由に滑り始めました。これには普段から子供たちにスケートを教えているキャシーさんも「もうこんなに滑れるようになるなんて」と驚き、ターンやスピンまで教えることに!
先生方も子供たちも終始笑顔の溢れる素晴らしい時間となりました。

体験後にはリンクをバックに全員で記念撮影。退場の際、生徒代表のお子さんから花束をプレゼントされたキャシーさんは感激した様子で、ハグで感謝をお伝えになりました。

また、今回はラジオ局InterFM897の取材が入っており、子どもたちにもキャシーさんのお話についてや、スケート体験の感想を伺うことが出来ました。「華麗に滑れるかと思ったけど、もっとずっと難しかった」、「初めてスケートをしたけど、とても楽しかったです!」と、弾んだ声とキラキラとした笑顔で答えてくれた子供たち。
この日の模様は、3月1日(金)夕方にInterFM897にて放送されますので、どうぞご視聴ください。