9月末にスタートしたキノシタスケートアカデミーの第2回は11月6日(火)に、1校目に引き続き鈴木明子さんが北区立滝野川もみじ小学校を訪問しました。
この日は6年生71名が参加。体育館に設置された見慣れぬ簡易スケートリンクを目の当たりにし、緊張した表情で鈴木さんの登場を待っていました。
鈴木さんは、「他の人にできるのだから、私にもできる、と思って頑張った」と、負けず嫌いな一面を覗かせるようなご自身の経験等を話され、「皆さんくらいの頃は、人生の最初の土台です。栄養のない土のところには、綺麗なお花は咲きません。たくさんの経験が皆さんのこれからを大きく成長させてくれます」と生徒たちに語りかけました。
「思いやりをもって人に接しましょう。そして友達は大事にしてください。あなたを助けてくれる財産です」と最後締めくくられました。
滑走体験では、「転ぶのはいいです。チャレンジして一歩踏み出したということ」という鈴木さんの言葉に、初めはそろそろとぎこちなくリンクに足を踏み入れた子どもたちも、少しずつ積極的になり、徐々に表情がやわらぐ様子がとても印象的でした。
アイスリンクで滑ったことのある女子生徒も「アイススケートとは全然違くて、最初は難しかったけど、こつを掴めたらすごく楽しかった。もう1回滑りたい!」と嬉しそうに答えてくれました。
体験後には樹脂リンクをバックにみんなで記念撮影。最後は子どもたちが花道をつくり、鈴木明子さんを笑顔でお見送りしました。